まだ残暑がありますが、空や風はめっきり秋めいてきました。
「読書の秋」第二弾!ということで、現在2歳のうちの子カニーがお気に入りの絵本を3冊紹介したいと思います。
まず初めに、色がきれいなこの一冊です。
これは、食べ物の絵本が好きなうちの子にぴったりだと思い、見せてみると「あ、ぶたさん!よみたーい!」と気に入ったようなので図書館で借りた本です。
表紙もとてもシンプルですが、中身もほとんど白ですごくシンプル。
ぶたさんが食べるものだけ、すごくきれいな色で目立つよう描かれています。
そして、ぶたさんのお腹の一部が食べた物のきれいな色がつきます。
食いしん坊のぶたさんは、どんどんいろんなものを食べていくのですが、おいしそうな果物が出るたびに、カニーは「わーおいしそ~!」といって一緒に食べる真似をします。
そして、次のページをめくって「赤になっちゃったぁ!!!」と大笑いで楽しんでいます。
石鹸を食べちゃって、ころころ坂道を転げていくところも毎回、大興奮!
何度読んでも、笑ったり叫んだり、飽きずに楽しんでいます。
この本を読んでから、「カニー、今日は何食べてきたの?」と質問するとお腹を見ながら1~2個食べたものを教えてくれるようになりました。
この本のおかげで、食べたものがおなかに入って、自分が少しずつ大きくなっているということが何となくながらも、理解できたのではないかなと思っています。

カニーはなぜか、このぶたさんがレモンを「すっぱいけどいいにおい」と言って食べるシーンが気に入っていて、この本が読みたいときは、「レモンいいにお~いの本読んで!」と言ってきます。
酸っぱい顔をして食べるぶたさんが印象的なのかもしれません。
きれいな色で何度読んでも楽しめるこの本、とってもおすすめです!
次は、カニーが愛してやまない、はたらくくるまの絵本です。
カニーが大好きな、タンクローリー、ゴミ収集車、ミキサー車などたくさんのはたらくくるまが出てきます。
いつもは、車の外観を見るだけでもすごく嬉しいようなのですが、この本は、ぺらっとめくるとそのはたらくくるまの中身が見れます。

↑仕掛けのページを開けたところです。
何を運んでいて、どんな風に役に立っているのかまで、一目で分かるようになっています。
カニーが大好きなので、色んなはたらくくるまの絵本を見てきましたが、こんなに中身が分かりやすく詳細に描かれているものに初めて出合いました。
今までの「かっこいい!」「すごい!」だけじゃなく、どんな働きをしているのか考えたりしてくれるようになるんじゃないかと思います。
仕掛けをめくると、くすっと笑えるような何かもあり、私も一緒に楽しんでいます。
ページをめくるたびに、想像を膨らませたり、そうだったんだと感心したり、とってもワクワクさせてくれるこの本、とってもおすすめです!
最後に、来年に幼稚園入園を控えたカニーにぴったりの一冊です。
入園初日のえらいこっちゃな様子が描かれた絵本です。
ママと二人の静かな生活から、こんなにも試練がたくさん待ち受けているんだなとうちの子と重ね合わせて読みました。
トイレや着替えも自分でしなきゃいけないし、みんなと同じことをするためにしたいことを我慢しなきゃいけないし・・えらいこっちゃがたくさん!
でも最後には、明日もまた行くことを決めてママにお弁当の卵焼きをおねだりするシーンは、とっても感動しました。
大人も同じだけど、初めてのことは緊張するし、受け入れ難いものもたくさんあります。
それでも、お家だけではできないたくさんの経験をして、試練を乗り越えて強くなっていくんだな・・。
カニーも幼稚園に通い始め、帰ってきたらたくさん話を聞いて、褒めてあげたいなと思いました。
我が子に重ねて感極まったりして、私の方が楽しんでしまっているこの本ですが、カニーも意外や意外、お気に入りで何度も読んでと持ってきます。
幼稚園というものにも興味があるのと、主人公が孤軍奮闘する姿に「なんだろう?」と気になっているようです。
うちの子カニーも、この主人公の「ぼく」みたいに、たくさんの困難を乗り越えていってほしいなと思います。
幼稚園入園前の子も、通園中の子も、楽しんで読める本です。
とってもおすすめです!
以上、おすすめ絵本3冊でした。
子供って、お気に入りの絵本は何度も何度も読みたがりますよね!
どの本も親も一緒に楽しめるので、ぜひ根気強く読み聞かせをして豊かな読書の秋を過ごしてくださいね!