健康

簡単にできる!歯医者さんに教えてもらった子供の虫歯予防!

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今日、うちの子カニーと歯医者へ定期検診に行きました。

かかりつけの小児科で6ヵ月検診を受けた際に、「上下合わせて8本(上4本、下4本)はえそろったタイミングでフッ素塗布に行くといいです」と言われ、そのころから4ヶ月に一度のタイミングでフッ素塗布がてら定期検診に歯医者へ通っています。

行くたびに、乳歯について色々教えてもらい、虫歯にならないように気を付けています。
歯医者さんに教えてもらった子供の虫歯予防、おすすめアイテムを紹介します。

乳歯とは

生後6ヵ月くらいから生え始め、10歳頃に永久歯と生え変わる歯です。

乳歯は永久歯とほぼ同じつくりですが、エナメル質や象牙質の厚みは永久歯の半分くらいしかなく、虫歯になりやすいし、なってしまうと進行も速く、すぐに神経まで進んでしまいます。

乳歯が虫歯になってしまうと、永久歯にも影響が出てしまう恐れがあるので、乳歯のうちから虫歯予防を徹底することが大事なんですね。

では、子供の虫歯予防は具体的にどのようなことをすればいいのでしょうか?

子供の虫歯予防

食習慣の改善

一口でも食事をすると、口の中が酸性になり、歯が解け始めます。
そのため、一日の食事回数が多いほど酸性になっている時間が長くなるため、虫歯になりやすくなってしまうのです。

そうはいっても、小さい子供の場合、胃が小さく一度に食べられる食事量は限られてしまいます。

そういう場合は、例えば、3回の食事と2回のおやつのみ!おやつは10時と3時に決まった量のみ!なるべく甘すぎないもの!と各家庭ごとのルールを決めて守るようにすると効果があります。

つまり、だらだら食べをやめ、なるべくまとめて食べることを心がけるといいです。

また、酸性になった口の中を中性に戻してくれるは、唾液です。
この唾液の再石灰化をする時間を確保する事と、唾液が少なくなる就寝中に酸性にしないことが大切です。

唾液の再石灰化する時間を確保
だらだら食べをやめましょう。

唾液が少なくなる就寝中に口内を酸性にしない!
寝る前には水・お茶以外を飲む習慣をやめましょう。

フッ素塗布と定期検診

フッ素は、唾液による歯の再石灰化を助ける働きをします。

唾液中にフッ素イオンが存在していると、溶けだしたカルシウムがより多くエナメル質に再吸収されます。
フッ素は再石灰化を促進し、歯の修復を促し、でき始めの初期虫歯を治療し、健康な歯を保ってくれるのです。

虫歯になりやすい子供の歯に、フッ素の定期的な塗布を行ったり、虫歯の早期発見のためにも定期検診が大切です。

キシリトール習慣をつける

  1. キシリトールによって虫歯菌が弱り、酸を作らなくなる
  2. 細菌の成長を抑制し、歯垢もできにくくなる
  3. 唾液の分泌を促す

キシリトールにはこんなに素晴らしい効果があります。
できるだけ毎食後に摂って虫歯予防するといいです。
ただ、摂りすぎるとお腹を下しやすくなるので注意が必要です!

子供と常に接触する親もキシリトールを摂る習慣をつけておくと、子供に虫歯菌をうつしてしまう恐れも減るそうです!

子供とお箸や食器の共有をしないように気を付けていても、どうしても100%防ぐことは難しいと思います。
そういったときにキシリトールを摂ると、親も自分の予防にもなるし、それが子供の虫歯予防になるとしたら絶対にやるべき!!!ですね。

虫歯予防おすすめアイテム

最後に、歯医者さんで教えてもらった子供の虫歯予防アイテムです。


ジェルタイプの歯磨剤です。
寝る前に塗ってうがいをせずに寝るとより効果的です。
1歳半~6歳には「バナナ」
3~6歳以上には「ブドウ・ピーチ」がおすすめ

 

歯と歯の間の虫歯を防ぐためには、歯ブラシだけでは不十分。
3歳を過ぎたら、一日一回の使用がおすすめ。

 


毎食後1~3粒舐めて食べるといいです。
ガムを食べる習慣のない小さな子供もタブレットで楽しくキシリトール習慣を続けられます。

 

キシリトールガムはキシリトールが50%以上のものや特定保健用食品のものを選ぶと効果的です。

以上です。

どれも、無理なく楽しく続けられそうなものばかりです。

子供の虫歯予防 まとめ

子供が虫歯になってしまう原因は、歯の磨き残しだけでなく、乳歯自体のつくりや生活習慣などにもよるんですね。

嫌がったり面倒くさがったりする前に、自然に習慣として身につけさせてあげられるよう、親として出来ることをして、丈夫な歯を保ってあげたいです!

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