うちの子カニーと一緒に、よく図書館や本屋さんに行きます。
大体はカニーの絵本探しに行くことが多いのですが、
たまに私が読みたい子育て本をついでに探すこともあります。
「2歳」や「ママへのアドバイス」などと題名に記載のあるものを
よく読んだりするのですが、今日は、ある一冊に目が留まりました。
なぜ気になったかというと、”イヤイヤにも理由があった” ”最新科学で~”
と表紙に記載されており、「イヤイヤの理由がぜひ知りたい!最新科学でイヤイヤ期の解明できるの?気になる~!」と手に取りました。
イヤイヤの原因とは
我慢したり、欲求を抑えるのは、脳の前頭前野というところで行われます。
幼児期にはこの前頭前野はまだ発達途中で、抑制機能が十分に育っておらず、本能的な欲求を適切に抑えることが出来ないのです。
我慢が出来ていないのではなく、科学的にみても、発達の関係でまだ我慢が不可能な状態なんですね。
イヤイヤ期の対処法
・分かりやすいルールをつくる
・ルールを守って我慢する理由を考えさせる
・納得させて、自主的に我慢させる
この我慢のプロセスを根気強く伝えていき、子供に我慢が出来た達成感を味わわせてあげることが重要なようです。
私はよく「ごほうび」をちらつかせて、イヤイヤの事態を脱却しようとしてしまいます。
これも一時的には前頭前野が働くらしいのですが、子供の脳の成長を促したいのであれば、ルールを守るようにうまく誘導して、自信をつけさせてあげなければならないなと反省しました。
まとめ
子供のイヤイヤ期は私の目下の悩みでした。
「こんな方法でイヤイヤ期を乗り越えました」という体験談を読んで試したりするのですが、うちの子には全然効果なかったり、ほかの子を見て、なんであの子はあんなに大人しくできるんだろうと比べてしまったり・・
このような本を読んで、イヤイヤ期の仕組みを正しく理解し、脳の発達途中だからと見守ることも大切だなと感じました。
性格や発達のペースはそれぞれだし、ほかの子と比べても仕方ないですよね。
どこの親も大変なのは同じですが、子供がそれぞれ違うようにイヤイヤとなる場面も理由も全然違うのです。
これをするとイヤイヤ期を避けられる!という方法や早く抜け出す近道もないようですし。
考えかたを変えて子供への対応を変えるのみです。
親がその子の成長やイヤイヤ~となってしまう原因や傾向を毎日そばでよく観察して、その子だけのベストな対処法を編み出していかなければならないなと肝に銘じました。
これからは、毎日少しずつ成長しているわが子を温かく見守りながら、根気強く向き合っていきます。
それでも、大泣きや癇癪を起されると、本当に気がめいりそうになる時が、また絶対きます!
そんな時は、
「終わらないイヤイヤ期はない!」
「今まさに我慢を学んでいるんだ!」
「つらいのは私だけではない!(どこのママも頑張っている)」と
心の中で叫び、乗り越えていきます。