子育て

子どもへの効果絶大!動物の力!動物介在教育とは!?

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夏休みにうちの子カニーと出かけた先で、たくさんの動物にふれあう機会がありました。

普段絵本やテレビで見るだけの動物たちを目の当たりにして、想像以上に喜んでいる姿を見て、動物が好きなんだな、連れてきてよかったなと感じました。

そして、幼少期に動物にふれあうことは成長にいいとよく聞くので、具体的にどんな効果があるんだろうと気になり調べてみることにしました。

アニマルセラピー

動物と触れ合うことによって得られる、ストレス軽減、精神的な落ち着きなどの癒し効果を与え、自信回復や生きる意欲を与える療法をアニマルセラピーといいます。

アニマルセラピーは主に、高齢者医療や難病の方などの医療現場で多く用いられているようですが、子供にとってもいい効果があります。

いじめや不登校の子供たちの心も癒し、学校に行けるようになったという症例もあります。
このように動物を教育のツールとして活用し、子供の精神面や学習環境に好影響を与えることを目的とする活動のことを動物介在教育といいます。

動物介在教育

人間の脳が、大きく発達するのは10歳頃までと言われているので、脳や心に大きく影響を与える、このころまでに動物と一緒に過ごす機会を持つことが、教育効果がでやすいそうです。

具体的にどのような効果が得られるのでしょうか?

簡単にまとめました。

・思いやりの心を育む
言葉を話さない動物のお世話をしたり関わることで、他者の気持ちを想像したり欲していることを感じとったりできるようになる

・学習意欲の向上をもたらす
動物が寄り添うことで、子供の精神的な拠り所となり、結果的に学習意欲の向上につながる

・責任感が芽生える
お世話を通して、いのちとはどういうものか学び、大切にしよう、守ろうという気持ちになる

・コミュニケーション能力が養われる
動物が潤滑油となり、他者とコミュニケーションをとれるようになる

このようにたくさんの素晴らしい効果が期待できます。

動物介在教育を調べていくうえで、一冊の本に出合いました。

 

学校の中に自分の居場所が見つけられず、不登校となり、しばらく引きこもりの状態を続けていた児童が、犬との触れ合いを通して励まされ、少しずつ癒されていく過程を目の当たりにした、小学校教諭の筆者が動物介在教育を始め、その過程を綴ったものです。

介在犬バディが、産まれてから、学校に通うようになってみんなの人気者になり、2度の出産をし、病気闘病、そして最後のお別れまで12年間の記録です。

学校に犬がいると思うと、喜んで学校に行きたくなりますよね。
お散歩したり、餌をあげたり、想像しただけで楽しそう。

12年間で一体何人の生徒の心を癒し、成長させたんだろう?
バディもたくさんの子供たちと関われて愛されて幸せだったと思います。

動物苦手な子やアレルギー持ちの子など、様々な困難もあったと思いますが、何より学校を楽しいものにしたバディの力は素晴らしいと感心しました。

まとめ

学校内で飼育しているケースはまれですが、幼稚園・小学校へ定期訪問を行い、子供たちに動物と触れ合う機会を提供している、動物介在教育を推進している団体や動物病院、動物の専門学校などがあるようです。

うちの子カニーには、このような機会があれば積極的に利用して、学校の授業では学べない、動物のかわいさ、いのちの大切さを学んでほしいと考えています。

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