家族で広島県呉市にある「大和ミュージアム」に行ってきました。
大和ミュージアムとは、巨大戦艦「大和」を建造した呉の歴史や、その技術などを学べる博物館です。
ミュージアムのシンボルとして10分の1戦艦「大和」が展示してあるそうで、楽しみに向かいました。

平成17年開館の新しい施設です。

戦艦「陸奥」の主砲身、スクリュー、主舵などの引揚品が展示してありました。

入口には、ローマ神話の海の神ネプチューン(ギリシャ神話のポセイドン)像が大きくそびえたっていました。

呉市のご当地キャラクターの顔はめパネルもありました。
呉市のゆるキャラは「呉氏」らしいw。
大和ミュージアム 入館料金
【開館時間】
- 展示室・ミュージアムショップ 9:00〜18:00
- ライブラリー 9:00〜17:00
【入館料金】
- 大人 : 500円
- 高校生 : 300円
- 小中学生 : 200円
大和ミュージアム 呉の歴史
10分の1戦艦「大和」が気になりましたが、順路通りに「呉の歴史」の展示室にいきました。





大和の設計図が展示してありました。
手書きで緻密に描かれています。





呉海軍工廠(こうしょう)が設置され、史上最大の戦艦「大和」の建造計画からその技術、大和の辿った運命、戦後の復興の様子などがパネルと資料で分かりやすく展示されていました。
カニーにはちょっと早かったかな・・
戦艦の展示以外には全く興味なく、じっとしていなくて困りました・・。
大和ミュージアム 大和ひろば
呉の歴史の展示室を出ると、全長26.3メートルもある10分の1戦艦「大和」がドーンと展示されています。




いろんな角度や下や上からも見られるようになっていました。
すごく詳細に再現されている・・。
これで10分の1とは本物はどれだけ大きいんだろう・・。
さすがにこれはカニーも大人しく見ていました。
大和ミュージアム 大型資料展示室
10分の1戦艦「大和」のすぐ近くに戦闘機など実物の資料が展示されていました。



実物の零戦戦闘機です。
近くで見るとすごい迫力・・。

93式魚雷。

戦艦「大和」などで使用された46センチ主砲弾や、戦艦「陸奥」などで使用された41センチ主砲弾をはじめとした各種砲弾や火薬缶など。
大和ミュージアム 船を作る技術
3Fに上がると、今までの重苦しい感じと打って変わって、子供が遊びながら学べる科学博物館のような雰囲気のところになっていました。

30万トン級タンカー10分の1の船体が入口で迎えてくれます。


さまざまな船の素材である「木」や「アルミ」や「鉄」などの違いと特徴を、たたいたり、引っ張ったりすることで体感できるようになっていました。




エアホッケーや空気の力でボールを飛ばすフワフワバスケットが気に入って長い時間遊んでいました。

最後クイズに挑戦して、正解数に応じて「乗組員認定書」がもらえます。
カニーは「副船長」になれましたw。
その場で撮影した顔写真入りの認定書をすぐ印刷してくれます。
本気で難しいクイズでしたが、答えながら私も一緒に船の事を学べて有意義でした。


展望デッキに出るとこれまた巨大な潜水艦を見ることが出来ました。
大和ミュージアム 屋外
その後外に出てみると、呉港の景観や潮の香りを感じることのできる憩いの場がありました。
散歩するのにすごく気持ちいい~!
ペット連れや子供連れの人たちがたくさんいました。







本物の海上自衛隊の船も遠くから見えました。
大和ミュージアム まとめ
戦艦大和の事や呉の事をほとんど知らなかった私ですが、その深い歴史と技術などを見ることができ、とても有意義な時間を過ごせました。
小さい子供にとっては退屈なエリアもありますが、家族で体験しながら楽しんで学べる場所もあります。
家族で平和について話すきっかけになりそうなので、カニーがもう少し大きくなってからもう一度行きたいです。
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