年末が近付き、日に日に寒さが厳しくなってきました。
うちの子カニーは、天気の日は毎日外に遊びに行きたがりますが、雨の日や寒すぎる日は、近くの図書館で過ごします。
温かいし、たくさんの絵本がりとても楽しめます!
最近見つけたカニーがお気に入りでおすすめの絵本を2冊紹介します。
ちいさなゆきかきブルドーザー プラウくん
まず初めは、今の季節にぴったりのこちらです。
仲間たちの中でもひときわ小さな雪掻きブルドーザープラウ君のお話です。
カニーは働く車が大好きですが、さすがに雪掻き車は知らなかったようで、興味津々でした。

ガレージの中で一番小さなプラウ君は、大型トラック達に「おちびさん」と呼ばれたり、「重い物は持てないだろう」とバカにされていました。
それでもプラウ君は気にせずに、春も夏も秋も出来る仕事をして、冬が来ると毎日けなげにトレーニングをします。

腕を上げ下げしたり、砂利の山を押したり、コンクリートブロックを引っ張ったり・・
毎日努力を積み重ねている姿が、本当に微笑ましいです。
カニーもこのシーンが一番気に入っていて、力を込めて一緒に腕の上げ下げをします(笑)。
そんなある日、大雪が降り、ついにプラウ君が活躍する時が来ました。
あまりにも大雪なので、ヘルプに来たダンプカーがなんと、雪崩に巻き込まれてしまいます。

それを見たプラウ君は、小さい体を活かしながら必死に救出します。

最後、ダンプカーをケーブルで引っ張る時には本当に手に汗握って、プラウ君を応援せずにいられません。
無事救出し、日ごろのトレーニングの成果を大きなダンプカーに見せつけることが出来ます。
体の大きさじゃなくて、毎日努力する事のすごさを、改めてプラウ君に教えられたような気がしました。
カニーも雪掻き車が一気に好きになりました。
働く車好きな子には絶対に読んで欲しい一冊です!
ヒッコリーのきのみ
次は、かわいい絵で癒されつつも、なるほどと思わせてくれるこちらです。
ふんわりした雰囲気のかわいらしい絵に惹かれ手に取りました。
りすのバビーが、冬になる前に森に木の実を拾いに行きます。
色んな木の実がある中で、どれがおいしいか考えながら見極めていきます。
一生懸命選んだおいしい木の実をほおばる姿はすごくかわいい!
リスってこんな風にほっぺたにに一杯詰めてたべますよね・・。
そしてすごくおいしそう。

そして食べきれなかった木の実は、冬の間に少しずつ食べられるように、土の中に隠しておくことに・・。

しっかりと生き延びるすべを教えてこんでいる、お母さんリスの姿はすごく頼もしい!
土をかけてとんとんするのは、カニーも一緒にとんとんとんとんして楽しんでいます。

冬が来て真っ白な雪が積もってしまうと、せっかくの目印は見えないけど、あっちこっち楽しそうに探して食べます。
宝さがしみたいで楽しそう♪

春になって、食べ残しの木の実から目が出ているのを見せて、これがヒッコリーの木とりすの約束だと教えます。
こうやって木の実をもらう代わりに、新しい木を育てる手伝いをする、自然の摂理までも絵本を通して、楽しみながら学び取ることが出来ます。
カニーは、前までりすさんとうさぎさんの区別がついてないようでしたが、この本を読んでからは、りすを見ると、「りすさん!木の実たべるのかな?」と言うようになりました。
りすさんと木の実のかかわりを読んで、印象に残っているようです。
かわいい絵に癒されながらも、動物と自然との関りを学ぶことが出来るこの本、とってもおすすめです。
冬にぴったりのおすすめ絵本 まとめ
以上、今の季節にぴったりのおすすめの絵本2冊でした。
図書館にいると、読み聞かせたい絵本とたくさん出会います。
季節を感じるものでもいいし、定番のお気に入りのものでもいいし、親子で読み聞かせの時間を作って楽しんでみてくださいね♪