12月に入り、寒い日が増えて冬本番ですね。
そんな寒い日をほっこり温かくしてくれるような、今の季節にぴったりの絵本を2冊紹介します。
まず初めに、素敵なクリスマスプレゼントをもらうきつねのこんたのお話です。
まず、表紙の可愛らしさに惹かれて手に取りました。
いもとようこさんの、ほんわかとした絵と素敵なお話にとっても癒されました。
きつねのこんたが、クリスマスプレゼントが欲しいけど、靴下がないので、自分で靴下に化けてプレゼントを待ちわびます。
なかなか上手に化けられなくて、一生懸命頑張る姿はなんともかわいい!!
こんたが大きすぎるサイズの靴下に化けて、プレゼントを待つうちに眠ってしまったところ、迷子のうさぎのみいみがそれを見つけて、靴下の中に入り、これまた眠ってしまいます。
プレゼントを入れてもらったと勘違いしたこんたは、元の姿に戻って、プレゼントを抱きしめながら朝まで眠ります。
カニーは、このシーンが大好きで、これを見ると真似をしてママに抱きついてきます(笑)。
あったかい体温が伝わってくるようなこの絵も、とっても癒される・・。
寝かしつけにもおすすめです。
目を覚ました二人はそこで初めて出会って友達になり、こんたは、何よりのクリスマスプレゼントをもらうことに。
最後の展開も驚きがあり、じわっと心が温かくなります。
お金では買えない、こんなプレゼントこそ、何より価値のある素敵なものだなと改めて気付かされました。
寒い日に心をホカホカにしてくれて、とっても癒してくれるこの本、とってもおすすめです。
次は、紅葉が深まった今の季節にぴったりの絵本です。
おいしい物を見つけるたびにとまってくれる、森の鉄道の「つみつみでんしゃ」のお話です。
たくさんのお客さんを乗せたつみつみでんしゃは、「お急ぎのところ申し訳ありません」とアナウンスを入れ、「柿もぎ停車」や「栗拾い停車」や「キノコ採り停車」をします。
お客さんたちは、大喜びでリュックに秋の味覚を収穫してはまた電車に乗り込みます。
本当にこんな電車があったらおもしろい！
本当に‘’お急ぎ‘’の人は絶対に乗れない電車です(笑)。
電車の窓が仕掛けで穴が開いていて、次のページの秋の味覚に触れられるようになっています。
停車を待ちきれないカニーは、窓の穴から手を伸ばしてわれさきにと収穫し始めます(笑)。
柿も栗もきのこもカニーの好きな物ばかりです。
この季節に採れる味覚も、つみつみでんしゃのお客さんと一緒に収穫して、覚えてくれそう。
走っていく道中もとってもきれいに山が色づいていて、お出かけしたくなるような、ワクワクドキドキを感じさせてくれます。
そんな時、もくもくけむりを発見し、山火事だとつみつみでんしゃが緊急停車！
まさかの展開！！
と思ったところ、おいしい焼き芋を焼いている煙であったことが判明し、みんなで分け合って食べることに・・。
最後の最後までおいしい味覚がふんだんに描かれていて、素敵な紅葉の風景に心癒されます。
電車好き、食べ物好きのカニーも大のお気に入りの一冊です。
ワクワクする仕掛け付きの楽しい「つみつみでんしゃ」とってもおすすめです。
以上、今の季節にぴったりのおすすめ絵本2冊でした。
外遊びが寒くてたまらない日には、ほっこりしたり、笑ったり、親子で楽しく絵本の読み聞かせはいかがですか？
クリスマスプレゼントにも最適です♪
