11月も後半となり、朝は寒くて起きるのが辛いくらいの気温となってきました。
温かいこたつや鍋が恋しくなる季節ですね!
読書の秋、第6弾!で、おすすめ絵本を2冊紹介させていただきます。
まず最初は、繰り返しのフレーズが楽しいこちらです。
大きな大きな大きなくまさんのお話です。
どのくらい大きなくまさんかというと、くまさんの普段使っているものを、他の動物たちと比較して面白く表現されています。
例えば、くまさんの靴はハリネズミさんが入るくらい大きくて、くまさんがシチューを作る鍋はウサギさんのお風呂くらい大きい!といった感じに。

大きさの比較が最近できるようになったカニーは、とても興味津々です。
同じようなものが並んでいると、必ず「どっちが大きいかな?う~ん、こっち!」と当てたがるので、大きさの対比を楽しめるこの本はぴったりだと思いました。
お鍋でお風呂?そんなに大きいんだ!と想像力も育ちそう!
そんな大きな大きな大きなくまさんが、みんなで大きな木を育てて、その木の下でホットケーキを食べるシーンがあります。

そのホットケーキは、「きつねさんのふとんくらい」と表現されていてとてもかわいくて和みました。
そんな大きなホットケーキ、食べてみたいな♪
大きさの比較を楽しめて、かわいい森の動物たちに癒されるこの本、とってもおすすめです!
次は、おいしそうなおやつがたくさん出てくるこちらです。
食いしん坊のカニーが一番好きなアイスが出てくるお話なので、絶対気に入ると思い、図書館で借りてみました。
くまさんアイスを買ったこぶたのプリン君が、いろんなおいしそうなおやつに出合いながらお家まで帰るお話です。
最初、「うわ~くまさんアイス食べた~い」と歓喜していたカニーも、途中出てくるおひさまのりんごケーキや、はりねずみチョコパンなどを見て、やっぱりこっちも食べたいと心変わりを繰り返していました。

プリン君は、くまさんアイスを食べたい一心で、いろんなおやつを諦めて帰ったところ、肝心のくまさんアイスが溶けてしまっていることに気付き悲しみにくれます。
そんな時にお母さんが、とってもかわいいくまさんアイスに作りかえてくれ、その技法に驚かされます!
こんな窮地に素敵なアイデアを出せるお母さん素晴らしい!
そしてなんと、最後のページにこのピンチを乗り切ったお母さんのくまさんアイスの作り方が載っています。

是非一度つくってみたいです。
おいしそうなたくさんのおやつや、
優しくて機転の利く素敵なプリン君のお母さん、
一度読むと、この本が好きになってしまう事間違いなしです。
以上、どちらもおいしそうなおやつと、かわいい動物たちが出てくる、おすすめ絵本2冊でした。
おいしそうな食べ物がでてくる本は、大人も子供も魅了されてしまいますね。
絵本の世界に入り込んで、一緒に食べているような気持ちになれます。
絵本に出てきたものを、実際に子供と作って一緒に食べたりするとまた楽しめるし、その絵本もますます好きになりますね!
親子で色んな楽しみ方をして、豊かな読書の秋をおすごしください!