10月に入っても残暑厳しいですが、所々で秋を見つけることが増えてきました♪
私にとって秋と言えば・・食欲の秋ですがw
秋らしいおいしいものはもう食べましたか?

おいしい秋を感じながらこどもと楽しく読める秋におすすめの絵本を紹介します。
いがぐり星人グリたろう
このタイトルと表紙で、いったいどんなお話??と驚きましたが、読んでみるとこれまた想像を超える面白くて感動のお話でした。
ある日柿の木に、天津甘栗みたいな小さな宇宙人が落ちてきたことから始まります。
主人公の「ぼく」が「いがぐり星人グリたろう」と名付け、お父さんがいがぐり型の宇宙船を直す間、一緒に暮らすことにしました。
グリグリっと言うグリたろうがめちゃくちゃかわいくて、うちの子カニー真似しまくりで「ぼく」と同じく、すぐグリたろうの虜になってしまいましたw。
家族で天津甘栗を食べようとしたとき、家族を思い出して涙を流すグリたろう・・。
それを見てずっと一緒にいるつもりだったけど、「ぼく」はグリ太郎を宇宙へ返すことを決めます。
二人に芽生えた友情とグリたろうへの思いやりでちょっぴり成長した「ぼく」の姿にホロっときます・・。
かわいくて感動的で栗を見ると必ず思い出しちゃうインパクト大の「グリたろう」に親子でハマること間違いなしです!
やきいもとおにぎり
栗に続いて、秋の味覚と言えば思い浮かべるのが、さつまいもと新米ではないでしょうか?
どっち食べると聞かれると・・選び難いですよね・・w。
そんなおいしそうなやきいもとおにぎりにまつわるお話です。
ある日おいしそうなおにぎりを持っていたぶたくんはおおかみくんにやきいもととりかえっこしようと言われます。
それに応じたぶたくんでしたが、なんとおおかみくんは独り占めしてやきいもをくれず、おにぎりもとられてしまいました・・。
泣いていたぶたくんを心配したねずみくんはその話を聞いてうさぎくんに話しました。
うさぎくんがさるくんに、さるくんがたぬきくんに・・・みんな焦って一刻も早くと伝えていくため、どんどん伝言ゲームのように話が変わっていってしまいますw。
その変わりようは、おにぎりがやきいもに変身したり、ぶたくんがおおかみくんに変身したりと、最後にはとんでもないことになってしまいましたw。
伝えることの難しさ、言葉の面白さを感じられて最後のオチに親子で笑ってしまう事間違いなしです。
どんぐりどらや
最後のおいしいお話は、どんぐり・・ではなくてどんぐりたちが作るどらやき屋さんのお話です。
アキオくんが森の中から聞こえてくる歌声の先を見に行ってみると、なんといろんな形のどんぐりたちが歌いながらどら焼きを作っていました!!
小さなどんぐりたちが、生地からあんこまで丁寧に一生懸命作ってる様子がかわいい♪
そして作りながら歌ってる歌も読んでて楽しい♪
湯気が立ちのぼるできたてのどら焼きは本当においしそう!
絵本からあたりにいい香りが立ち込めてきそうです。
気になるお代は・・秋らしいあんなものでした!
最後にどんぐりどらやに出会わせてくれたお地蔵様におみやげまで・・!
アキオくんの優しさにもどんぐりたちの可愛さにもほっこり癒されること間違いなしの季節感たっぷりの絵本です。
秋の絵本 まとめ
絵本を読むと、おいしいものがたくさん実のる景色もきれいな秋がますます好きになります!
実りの秋、食欲の秋、読書の秋・・色んな秋を絵本を通して感じてみませんか?
秋にぴったりのおいしい絵本で楽しい秋を満喫してくださいね♪
秋にぴったりの月の絵本はこちらから↓